手術中に紛失した入れ歯、一週間後に喉に刺さっていたことが判明する

英国人男性が手術を受けたが、その際に入れ歯を紛失してしまった。無くなったと思ったその入れ歯は、実は男性の喉に刺さっていたことが一週間後になって判明した。

これはBMJ Journalが8月12日に掲載したレポートによって明らかにされたもの。72歳の男性は、腹壁のしこりを取り除く手術を受けたが、その際に入れ歯を紛失してしまっていた。男性は手術以降、固形の食べ物を飲み込めなくなり、喉の痛みや血が混ざった咳などの症状が出たために救急救命室へと行くことになった。

当初、担当した医師は手術前に撮影したレントゲン写真を参考にし、呼吸器の感染症を疑って抗生物質を男性に処方し、家に帰した。その2日後、男性の症状はさらに酷くなっていたために、改めて喉付近のレントゲン撮影を行なった。

そして現像されたレントゲン写真に写し出されていたのは、喉に刺さった入れ歯であった。

Credit: BMJ Journals

医師は男性に確認し、ようやく手術の際に入れ歯を紛失していたことを把握したという。

男性は、喉に刺さった入れ歯を取り除く緊急手術を受け、6日後に退院した。その後も、男性の喉には裂傷が見られたために手術を必要としたが、6週間後には通院がいらなくなるまでに回復した。

今回のBMJ Journalに掲載されたレポートは、医師らへの注意喚起や再発防止を目的に公表されたようだ。