アルビノの子ライオンはサバンナでどう生き残るのか

「アルビノ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

ホワイトタイガーなどの話題でこの言葉を聞いたことがあるという方も多いかもしれません。アルビノは人間を含め殆どの生物に見られる現象で、色素であるメラニンの合成に関わる遺伝子の異常により引き起こされると考えられています。

ちなみに、人種による肌の色の違いも、私達が日焼けをして肌の色が黒くなるのもこのメラニンの働きによるものです。今回は野生動物のキトーという名前を与えられたアルビノの子ライオンを紹介します。

 

野生で生きるのは難しい、アルビノたちの現実

動物園では珍重され、人気のあるアルビノですが、野生での生活はそう簡単なものではありません。

サバンナに生きる動物たちにとって、肌の色は大きな意味を持っています。草食動物であれば天敵から身を守るために、肉食動物であれば狩りのときに草食動物にできる限り気付かれないようにするためです。

そのため、そのカモフラージュ効果がないアルビノたちが生き残っていくのは困難であり、非常に希少性の高いものとなっています。そんな彼らが生き残るのに必要なのは2つ、一握りの幸運と文字通り血にまみれるような努力です。

生まれたばかりのキトーもその両輪をコントロールすることが求められていました。

 

オスであるがゆえの苦労

キトーにとって不幸だったのは、キトーがオスであるという点にありました。

通常、ライオンで狩りを担当するのはメスたちでオスは狩りをしません。「じゃあメスたちが捕まえてきたものを食べればいいだけなのでは?」と思われるかもしれません。ところが、オスとして生まれたライオンは幼少期をすぎると兄弟ともども群れから追い出され、自らの力で狩りをして食いつないでいかなければならないのです。

最終的には他の群れのオスを追い出すか殺すかしてその群れを乗っ取ることで子孫を残し行くのですが、ただでさえ目立つたてがみをもつオスたちの狩りは容易なことではありません。キトーはその上真っ白で目立つ体色のおかげで、さらに狩りが困難となっていました。

果たしてキトーは無事に生き残る事ができるのか、アニマルプラネットの『アフリカのアウトサイダーたち』でその驚きの結末をご覧ください。

 

放送日時:9月2日(月)23:00スタート『特集:驚愕ビースト! 』はアニマルプラネットにてご視聴いただけます。未視聴の方は、こちらからご確認ください。