散歩中のカナダ人女性、メタリカの曲で野生のピューマを撃退?

カナダ・ブリティッシュコロンビア州に住む女性が、犬の散歩中に野生のピューマと遭遇したが、スマホからメタリカの曲を鳴らすことで撃退したと地元のメディアが報じている。

これは、ブリティッシュコロンビア州ケロウナのローカルメディア「KelownaNow」が報じたもの。同州ダンカン郊外の採掘道路にて、ディー・ギャラントがペットのハスキー犬マーフィと散歩していたところ、自分たちに何かが忍び寄っていることに気づいた。最初は目に止まった色から木に見えたが、それがピューマであることがわかったという。ピューマとの距離は15メートルしか離れていなかったと彼女は証言している。

ギャラントが「来ないで!」と叫ぶとピューマは動きを止めた。だが、他にも叫んでみてもピューマは立ち去る気配がなかった。そこで、動画を撮影していたスマートフォンのミュージックライブラリから、何かピューマが脅威を感じるような曲を選択して鳴らしてみることにした。

それがメタリカの楽曲「Don`t Tread On Me」だった。

曲を最大ボニュームにしてスピーカーから鳴らすと、それまで動かなかったピューマがすぐさま逃げ出したのだそうだ。その後、ギャラントは警戒のためにメタリカを鳴らしながら家に戻ったという。ギャラントは、自分の命を救ってくれたことをメタリカのメンバーにいつか伝えたいとKelownaNowに語っている。

ピューマは、北米ではクーガーやマウンテンライオンとも呼ばれる世界最大のヤマネコだが、今や絶滅危惧種となっている。聴覚や視覚が優れていおり、群ではなく単独で行動する。

実は気性は穏やかで、非常に注意深い動物であるため、基本的に小動物を捕食し、体格の大きい人間に自分から向かっていくことはないという。

もしかしたら、メタリカのサウンドで逃げ出したピューマは彼女を襲おうとしていたわけではないかもしれない。それでもやはり、道端で遭遇すると誰でも襲われる恐怖を感じてしまうのかもしれない。