【インタビュー】『ダーク・ウォーターズ』のジェレミー・ウェイドが語る、釣り師としての自分を形作ったもの

新番組『ダーク・ウォーターズ』の放送に先駆け、来日した伝説の釣り師ジェレミー・ウェイド。渋谷の東京カルチャーカルチャーで開催された『ダーク・ウォーターズ』のPRイベントでは、日本中のメディアが取材に訪れる人気ぶりをみせた。

世界中で数え切れないほどの怪物魚と死闘を繰り広げてきたジェレミーに、番組のみどころだけでなく、彼自身のこと、そして彼にとっての「釣り」とは何かを訊いた。

◆新番組『ダーク・ウォーターズについて』

――新番組『ダーク・ウォーターズ』の見所を教えてください

日本では2010年から放送されてきた『怪物魚を追え!』シリーズは、魚やそれに関連する他の生き物についてのものでした。主に噛みつくような危険な魚や、同様の海の生き物を追い求めるという内容ですね。

『ダーク・ウォーターズ』はそこからさらに視野を広げて、生物学的な見地から不思議に思えるもの、例えばイタリアで最近目撃例が上がっている湖の怪物や、南アフリカの淡水に棲む人魚の物語など、そういったものを探っていくという内容になっています。

イタリアでは、ドラマティックかつ巨大な魚が登場するという視聴者のみなさんが満足のいく内容になっているだけでなく、ジャングルでもないので現地の人を含め、たくさんの人がその湖のできごとを楽しんでいる状況も面白いと思います。ロケ現場の最寄りの町の雰囲気も非常にユニークでしたしね。

『ダーク・ウォーターズ』という番組の根幹にはそういった雰囲気があり、私自身も本当に気に入っています。

――撮影で危険なことはありましたか

今回のシリーズは昆虫やヘビといった危険な生き物に気をつけないといけない状況はあまりありませんでしたね。

――久しぶりの来日となりますが、先日のイベントなどどのような印象を受けましたか

日本にも私たちの番組の大ファンが沢山いることを知っていましたし、日本人が魚に対してさまざまな情熱を持っていることも知っています。それでも、今回の記者会見でたくさんの日本のメディアが私たちの番組に興味を持ってくれていたのには驚かされました。

――ジェレミーにとって日本の魅力はなんでしょう

日本は自分が住んでいる場所とは非常に異なっています。食べ物はとても美味しく、神秘的な文化の性質も大好きです。短い期間ではありましたが、ある種のつながりのようなものを感じましたし、もっとここで過ごしたいと思いましたね。

◆釣り師ジェレミーを形作ったもの

――どんな幼少時代を過ごしていたのでしょうか

多くの人は親から釣りを教わっていると思いますが、私は違いました。家族の誰も釣りをしなかったのです。幼少期の頃、私の両親はできるだけ家の外で遊んでほしかったようですが、工事現場などで遊ばないように釣竿を持たせてくれました。

20代の頃になると、一人で旅に出るようになりました。3ヶ月かけて旅をしたときは両親も最初は心配していましたが、いつからか安心して送り出してくれるようになりました。

――旅の最中にスパイ容疑で捕まったり、アマゾンロケの際に飛行機事故で急死に一生を得たという話を伺いました

スパイとして警察に捕まったのは、タイに魚を釣りに行ったときですね。観光客があまり来ない場所で魚を釣ろうとしていたということもありますが、魚を捕まえて写真を撮り、そしてリリースすること自体理解できなかったようです。そもそも、タイまで釣りをしにくる観光客は普通いないですからね。

アマゾンの飛行機事故は、ディスカバリーUKとの初めての仕事のときでした。番組のロケ地に向かう飛行機のエンジンが空中で停止してしまったのです。アマゾンの沼地帯に不時着したのですが、幸いなことに怪我をしたスタッフは私を含め、いませんでした。

私は常に冒険的な番組を作りたいと思っています。何かを恐れるという感情は、ロケを成功に導くために重要なものだと信じています。怠慢にならず、できる限りの準備や事前の調査を行うことは本当に大切ですからね。

――番組の撮影がないときはどのような生活を送っているのでしょうか

冒険に出ていないときは、みなさんから見たらかなり退屈な日々を送っていますね。寝て、食べて、洗濯して、番組の打ち合わせにいって、といった感じです。こういった生活の中にいると、はやく冒険に行きたくてどんどん落ち着かなくなってきます(笑)。

◆ジェレミーにとっての「魚」と「釣り」

――キャッチ・アンド・リリースの重要性について

多くの水の中に暮らす生物の数が減少傾向にあるため、キャッチ・アンド・リリースは重要だと考えています。今は釣り上げた魚の写真を撮ることが容易になっています。それに、怪物魚を調理して食べること自体も非常に大変なのですから。それが釣りという娯楽を守ることにもつながってきます。

――ジェレミーにとって釣りとは

自分がなぜ釣りをするのか常に考えています。多分それは、ギャンブルにも似た一種の強迫観念なのかもしれません。私はさらに大きな獲物に挑むための場所を探しています。そして、釣りは私の願いを叶えるための手段でもあるのです。

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アニマルプラネット新番組「ダーク・ウォーターズ」

「怪物魚を追え!」のジェレミー・ウェイドが、これまで捕獲できなかった魚や未解決のミステリーを追って世界各地を旅する新シリーズ!
長年にわたり培ってきた釣りのスキルと経験、知識を生かし、ジェレミーが新たな冒険に乗り出す。
初回放送:8月15日(木) 22:00スタート
放送日時:毎週木曜22:00(60分・全8話)※ディスカバリーチャンネル特別同時放送