解明・宇宙のしくみ「奇妙な惑星の世界Vol.2」

 

恒星の至近距離に位置する巨大なガス惑星「TrES-2b」

愛称は「黒い騎士」を意味する“ダークナイト”。

TrES-2Bと呼ばれるこの惑星は 恒星から受ける光の1パーセント以下しか反射しておらずこの世のどんな物質よりも黒い惑星です。その異様なまでの黒さはどこから生まれたのでしょうか?

ダークナイトは恒星から遠く離れた場所で成長したと考えられています。

この頃は木星のように色鮮やかな星だったといいます。

しかしその後ダークナイトは次第に公転速度が落ち、徐々に恒星へと近づいていきました。

熱い恒星に近づくと大気の温度は1,000度にも達します。

その高温が大気の組成を変化させた可能性があると推測されています。

ダークナイトのような恒星の至近距離を回る惑星は「ホットジュピター」と呼ばれ、巨大なガス惑星は恒星に近づいたことで、驚くような変貌を遂げたのです。