ワンちゃんにキシリトール入りの食べ物を絶対にあげちゃダメ!FDAが深刻な中毒を引き起こすと警告

2019年7月、FDA(アメリカ食品医療局)は、キシリトールが入っている食べ物を犬に食べさせないよう警告を行った。キシリトールは、最悪の場合死亡につながる中毒を犬に起こさせる可能性があるという。

キシリトールは、白樺や樫などから抽出することができる天然の人工甘味料で、口に含んだ際に虫歯の原因となる酸を作りづらくすることでも知られている。また、イチゴやラズベリー、レタス、ほうれん草、カリフラワーなどの果物や野菜にも含まれている。人には良い作用をもたらしてくれるキシリトールだが、犬に対してはどうやら毒となるようだ。

過去数年間で、キシリトールを含む食べ物を食べた犬が中毒を起こしているという報告が数多く上がっている。FDAによると、その中毒の多くは、犬がキシリトール配合のガムを食べた際に起こったという。ガム以外にも、シュガーレスキャンディー、焼き菓子、シュガーレスのアイスクリーム、歯磨き粉、ピーナッツバターに含まれている場合もある。

犬がキシリトールを摂取すると、即座に血流に吸収され、インスリンを過剰に分泌してしまう。インスリンは血糖を細胞に取り込み、エネルギーとしてくれるなどの働きをするものだが、犬がキシリトールを摂取した場合のインスリンの量は命を脅かすレベルまで血糖値を低下させてしまうことが判明している。

キシリトールを犬が摂取した場合、中毒症状は15分から30分以内に発症し、嘔吐やふらつき、昏睡状態に陥るとしている。最悪の場合、1時間ほどで死亡する。

もし、人間が食べているものを飼い犬に与えているのなら、キシリトールが入っていないかきちんと確認したほうがよさそうだ。また、歯磨き粉なども犬が誤って食べてしまわないようにきちんと管理したほうが良いだろう。