太陽系外からの宇宙船!?恒星間天体「オウムアムア」とは

2017年、ハワイの天文台は葉巻のような形状をした奇妙な天体を発見します。

時速約20万マイルを超える猛スピードで太陽系を離脱しつつあったこの天体はハワイ語で「遠くから来るメッセンジャー」を意味する「オウムアムア」と名づけられました。この天体が注目された理由、それは私達の太陽系の他の天体の軌道と全く異なっていた事が原因でした。

そして、研究者たちはこのオウムアムアが初の太陽系外から飛来した恒星間天体であると結論付けました。私たちが今までに見たことがあるすべてのもの、すべての彗星、すべての小惑星は私たちの太陽系内で発生したもので、太陽系以外からの飛来物はオウムアムアが初めてだったのです。

また、その葉巻のような形状も研究者たちの興味を引きました。太陽系には、これまで測定してきたなかでこのような細長い物体は存在しなかったためです。そのため、少々奇抜ではありますが、ある1つの学説が浮上します。

それが、「オウムアムアは星間空間を超えてきた異星人の宇宙船である」という説です。

この突飛な主張を裏付けるべく、研究者たちは世界で最高の望遠鏡を使用して、この天体を追跡し、この天体から任意の無線伝送があるかどうかを観察することにしました。宇宙船であるならば何かしらの無線通信を行っているであろう発想によるものです。

しかし、結局オウムアムアからは何の無線信号も探知されることはなく、宇宙船説は否定されることになりました。

ですが、仮に恒星間を自由に移動できる異星人がいたとして、その技術の水準は我々人類を大きく凌ぐものであったとしてもおかしくはありません。もしかしたら「地球にいる知的生命体には我々の正体は分かっていないようだ…」というような会話を、今、宇宙船のなかでしているのかもしれません。

このような最新の宇宙研究の話題を専門家が解説するのが、「解明・宇宙の仕組み」。最新のシーズン7に是非ご期待ください。

放送日時:毎週金曜23:00放送 『解明・宇宙の仕組み シーズン7  (新)』はディスカバリーチャンネルにてご視聴いただけます。未視聴の方は、こちらからご確認ください。