世界最大級の消防艇、その驚きの性能とは

船での火災なんて滅多に起こらない、なんて思ってはいませんか?

ところが、海上保安庁の発表によると、平成22年から平成26年までの5年間に限っても年間80隻前後の船舶火災が発生しているのです。4,5日に1回は起きていると考えると案外多いですよね。

さらに船舶での火災はその性質上、消火活動は困難を極めます。それはそれぞれの船舶が複雑で多層の構造で有ることに加え、運んでいるものが異なることによります。例えば、近年はスクラップを積んだ貨物船の火災が増えています。これは、スクラップの中にバッテリーなどの発火する可能性のあるものが含まれているためであるそうです。

そして、そんなときに活躍する消防艇。日本で最大のものは東京消防庁に所属する「みやこどり」です。全長43メートル、放水量は毎分7万リットルで消防車なんと35台分に当たり、負傷者の搬送も想定し最大100人まで乗れるといいます。

10分とかからずに一般的な25メートルプールを満杯にするすさまじい放水量なのですが、その倍以上の放水量を持つ消防艇がアメリカには存在します。「Warner L Lawrence」は、西海岸の主要な荷揚港であるロサンゼルス港に配備されている消防艇で、8個の放水銃を装備しています。これらを組み合わせると、1分あたり144,000リットルもの放水が可能です。

さらに、同消防艇は放射能や化学物質など、様々なものから乗員を保護できるように設計されているという、まるで軍艦のような防護性能まで有しています。ディスカバリーチャンネルの『海洋メガマシン』では、そんな同消防艇の乗員やエンジニアに密着、詳しい構造や日々の活動に迫ります。どうぞお見逃しなく。

放送日時:7月16日(火)21:00スタート『海洋メガマシン』はディスカバリーチャンネルにてご視聴いただけます。未視聴の方は、こちらからご確認ください。