徹底解説!髪の毛を早く伸ばす方法とは

「切る前に想像してたよりも短い…」

理容室、あるいは美容室でこのような経験をした方も少なくないのではないだろうか。今回はそんな時のために早く髪の毛を伸ばす方法を紹介しよう。

では、そもそも髪の毛とは何なのだろうか。

実は、髪の毛は爪と同じように皮膚の角質が変化したものなのだ。

髪の毛は頭皮の表面に出ている「毛幹(もうかん)」と頭皮の下に隠れている「毛根(もうこん)」に区別され、そのうち髪の成長に大切なのは「毛根」だ。

毛根の先の膨らんだ部分を「毛球(もうきゅう)」といい、その中には髪の毛の元となる「毛母細胞(もうぼさいぼう)」がある。毛母細胞は細胞分裂を繰り返し増殖、そのまま上へ上へと押し上げられながら髪になっていく。これが髪が伸びる仕組みだ。

髪の毛が伸びるスピードは個人差があるものの、平均的に1日0.3ミリから0.4ミリほど伸びていると言われている。1ヶ月でおよそ1センチ伸びると覚えておくといいだろう。

ちなみに理由は全くわかっていないが、髪は午前10時から11時ごろにかけて一番伸びが早く、逆に夜はほとんど伸びないと言われている。

そろそろ本題に戻ろう。髪の毛を早く伸ばす方法だが、結論から言うと「髪の毛を早く伸ばす方法はないが、遅れるのを防ぐことはできる」ということになる。

髪には「毛周期(もうしゅうき)」と呼ばれるサイクルがあり「成長」と「退行」と「休止」を繰り返す。生活習慣などで毛周期が乱れると成長期が短くなり、成長速度も遅くなりうるのだ。

では、その毛周期を整える方法をいくつか紹介しよう。

まずは血行を良くすることが重要だ。

髪は血液から栄養や酸素を受け取って成長する。しかし血流が悪いと毛母細胞に栄養が届かず、髪の成長速度が遅くなってしまう。特に現代人はパソコンやスマートホンなどの影響で姿勢が悪くなり、血流が悪い人が多いと言われている。

そこで、血行改善に効果的なのは日頃の運動。日頃から少し汗をかく程度の運動が出来れば理想的だ。あるいは、頭皮マッサージで頭皮を刺激することで血行を促進する事も有効だ。

次に大切なのは食事だ。

特に意識したいのが「タンパク質・亜鉛・ビタミンB」だ。髪の毛は9割以上がケラチンと呼ばれるタンパク質で生成されていて、食事から摂取したタンパク質をケラチンに合成する際に亜鉛が使わるのだ。

ビタミンB群はその亜鉛の働きをサポートする他、髪の成長を促す働きもあると言われている。これらをバランスよく満たす食べ物が「卵」だ。

卵にはタンパク質、亜鉛、そしてビオチンと呼ばれるビタミンB群、さらに酸素を運ぶのに重要な鉄分も含まれているため、髪にとって理想の食べ物だという。

そのほかにも、ストレスを溜め込まない、睡眠をしっかりとるなども血流をよくし、髪の毛の成長を促すと言われている。

話をまとめると、適度な運動にバランスのとれた食事、しっかりと睡眠をとって規則正しい生活を心がけること。つまり、健康に気を付けて生活することが髪にとっても重要だということだ。