これでもう怖くない!花粉症を克服する3つの方法

「暖かくなってくると鼻水は出るし、目はかゆいしでもう嫌だ!」

冬にかかった風邪やインフルエンザが治ったと思ったら今度は花粉症…。そんな方も少なくないのではないだろうか。

今回はそんな辛い花粉症を乗り切るために食事・予防・治療の3つの観点から対策を紹介する。

まずは食事。東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎(こういちろう)氏によると、腸内環境を整えることで花粉症を抑えられる。より具体的にいうと「善玉菌を増やす」ことによって症状が抑えられるという。

腸内細菌には悪玉菌と善玉菌があり、悪玉菌が増えると(花粉症を引き起こす)IgE抗体が作られやすくなり、症状が出やすくなる。反対に善玉菌が増えると、IgE抗体が作られにくくなり、症状が抑えられるのだ。

そこで効果的な食べ物が「納豆」と「ヨーグルト」だ。

納豆に含まれる納豆菌は熱や酸に強く、腸内で活性化して善玉菌を増殖させる働きがあり、ヨーグルトの乳酸菌も同様に、IgE抗体の生産を減らし、アレルギー反応を抑える効果があると言われている。

 

 

次に花粉症予防について。花粉症対策の定番のマスクだが、普通のものでは実は3分の1から6分の1の量の花粉しか防げていないのをご存じだろうか。

医療従事者向けに製造されたマスクなどであれば状況は改善されるが、いかんせん価格が高くなってしまうのがネックだ。

しかし、普通のマスクでもひと手間かけることで花粉除去率を99%以上に上げることができる。それが環境省が公開している「インナーマスク」だ。

用意するものは縦横10cm程度に切ったガーゼを2枚と化粧用コットンだけ。

まずは1枚のガーゼでくるくるっと丸めた化粧用コットンを包み、さらに残っている1枚のガーゼを4つ折りにして市販の不織布マスクに当てたら、ちょうど鼻の下に来るように先ほどガーゼで包んだ化粧用コットンを置いて完成だ。

たったこれだけで花粉をほぼ完全に防ぐそうなので、花粉症に悩まされている方は試してみてはいかがだろうか。

それでも予防だけでは不安という方、根本的に治したいという方のために、最後に最新の「治療法」について見ていこう。

聞いたことがある方も多いかもしれないが、今注目されているのが、舌下免疫療法(ぜっかめんえきりょうほう)と呼ばれる治療法だ。これは、あえてスギ花粉を体内に取り入れて、花粉そのものに体を慣らしていくという治療法だ。

舌下免疫療法は1日1回、スギ花粉のエキスを舌の裏側に投与するだけという簡単なもので、自宅でも行うことができる。そのため、通院の負担が少ないのが嬉しいポイントだ。

いかがだっただろうか。この記事が少しでも花粉症で苦しむ皆様の助けになれば幸いだ。ただし、まずは症状の程度によらずに専門医の相談を受けることをお勧めする。症状が軽いうちに対策を行うことで、より楽に花粉シーズンを乗り切ることができるだろう。