俺に逆らったらクビだ!極寒のベーリング海でのカニ漁が厳しすぎた

「船長である俺に楯突いた、それがクビの理由だ」。もしそんなことを現代の日本で言ったら間違いなく炎上必至の案件ですが、北極海一歩手前のベーリング海でのカニ漁に挑む漁師たちの間では今なおそれが絶対のルールです。

Credit: Discovery Communications

そんな厳しい現場に密着するのが、『ベーリング海の一攫千金』です。世界で最も危険な仕事の1つとされるベーリング海でのカニ漁。毎年多くの新米が大金を稼ぐためにアラスカに集まり、そしてその過酷さ故に去っていきます。今回船を降りることになった画像のモイもその1人でした。

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モイは歴戦のキース船長率いるウィザード号の新顔としてカニ漁に参加していました。慣れない作業と厳しいクルー、徹夜上等な労働環境に苦しむのが新米の常なのですが、モイはそれに耐えきれず、とうとう船長に抗弁をするという禁忌を犯してしまったのです。仕事をサボるなというキースの注意に対してのものでしたが、その結果は当然…。

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と一蹴されてしまいます。厳しいようですが、徹夜続きで全員が疲労困憊している状況では、新米のグチなど聞いている精神的な余裕も、時間的な余裕もなくなってしまうのは仕方のないことなのかもしれません。モイの仕事ぶりに不満を募らせていたキースはこの1件を機にモイの解雇を真剣に考えることになったのでした。

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ただ、クルーの解雇は船長であるキースも憂鬱にならざるを得ません。モイを船室に呼ぶといつもの豪胆なキースとは打って変わって、神妙な面持ちで解雇を言い渡します。こうしてまた1人がベーリング海のカニ漁から道半ばでリタイアし、また1人、新人がウィザード号に加わることになりました。

ベーリング海のカニ漁のシーズンはまだ終わっていないのです。