ニュー・ホライゾンズに月の裏側軟着陸!宇宙ニュースは新年から話題満載

2019年がスタートしてまだ4日しか経っていないが、宇宙開発分野において歴史的ともいえるニュースがいくつか飛び込んできている。NASAの無人探査機ニュー・ホライゾンズや中国の無人探査機が世界初の偉業を成し遂げるなど、新年から話題が尽きない。

 

無人探査機ニュー・ホライゾンズ、最も遠い天体へ接近通過

Credit: The Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory

2019年1月1日、NASAのニュー・ホライゾンズが地球から最も遠い天体であるウルティマトゥーレ(Ultima Thule)へ接近・通過するフライバイを行った。

ニュー・ホライゾンズは、太陽系外縁天体の観測を行うために2006年1月に打ち上げられたNASAの無人探査機だ。ウルティマトゥーレは、これまで接近・通過を行なった最も遠い天体だった冥王星から、さらに64億kmも離れた場所にある天体だ。

1月2日にNASAは、ニュー・ホライゾンズから送られてきた約2万8000キロの距離からウルティマトゥーレを撮影した画像を公開、球状の物体2つがくっついたようなその形を捉えた。大きさは、およそ30kmほどなのだという。

今回の偉業を記念して、イギリスのロックバンド「クイーン」のギタリスト、ブライアン・メイによるニュー・ホライゾンズのテーマソングもYouTubeで公開されている。メイは、天体物理学の博士号も持っている。

 

中国、月の裏側へ

Credit: 中国国家航天局

1月3日、世界で初めて探査機が月の裏側に軟着陸したと中国が発表した。中国国営中央テレビによると、着陸したのは2018年12月8日に打ち上げられた中国国家航天局の月探査機「嫦娥4号(Chang’e 4)」だ。

地球から観測することができない月の裏側に着陸した嫦娥4号。すでに、月の裏側を撮影した画像を地球に送ってきている。この着陸によって中国は、アメリカと旧ソビエトに続く、月面着陸を成功させた国となった。今後は、月の地表の調査などを行うとしている。

 

2019年はまだスタートしたばかり。今年はどんなすごい出来事が私たちの胸を躍らせてくれるのだろうか。