その火事、クリスマスツリーが原因かも…アメリカでクリスマスツリー起因の火災防止を喚起

クリスマスのシーズン、多くの家庭でクリスマスツリーが飾られるだろう。だが、クリスマスツリーから出火したと思われる火災がアメリカで幾度と起こっている。

なぜクリスマスツリーが火災の原因になるのだろうか。

全米防火協会(National Fire Protection Association)が発表した2012年から2016年のデータによると、消防署が対応したクリスマスツリーが出火元と思われる火災は、年間平均170件発生しているという。クリスマスツリーによる火災によって、毎年4人の死者、15人のけが人が発生しており、被害額は1200万ドルにものぼる。

最近ではLEDで装飾するすることが多いクリスマスツリーだが、毎年使っていると部品やケーブルが劣化し、ショートする恐れがある。そしてその火花がクリスマスツリーに燃え移り、住宅火災へと繋がるのだ。その場合、住人が寝静まった後に発生する可能性も高く、迅速な避難ができなくなることも考えられる。実際、一般的な家庭火災よりもクリスマスツリー起因の火災での平均死亡者が多いことが報告されている。

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ニューヨーク州消防協会(FASNY)は、安全にクリスマスツリーを設置するための注意するポイントをいくつか紹介している。

・クリスマスツリーとして使う木は、乾燥しきっていない若い木を選ぶこと。業者によって古い木の葉を緑に着色されたものもあるので気をつけよう。

・装飾品はできるだけ燃えづらいものを選ぶ方が良い。

・電飾のケーブルが擦れていたり劣化していないかを事前にチェックすること。電球が破損していたら必ず交換すること。

・電飾に使うコンセントは、過負荷がかからないよう気をつける。特に延長コードやタップなどを使用する際は要注意だ。

・夜間は電飾を消す。

意外な火事の出荷原因となっているクリスマスツリー。楽しいホリデーを過ごすためにも、安全なクリスマスツリーの設置を心がけよう。