当初は医療用品!?意外すぎるティッシュの雑学|シリーズ工場見学

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秋の花粉が収まったと思えば季節の変わり目で風邪を引いてまた鼻水が…という方も少なくないのではないだろうか。そんなときはティッシュで鼻をかんでひとまずすっきり。と、一旦そこで少し考えてみほしい。ティッシュを箱からとったとき、次の1枚が自動的にでてくるのはなぜだろうと。

その秘密はティッシュ箱の中のティッシュの折りたたみ方にある。箱詰めのティッシュを作るにはまず、重さ600キロにもなる巨大な紙のロールを2個用意する。そして、2つのロールを機械を使ってティッシュの幅のサイズに裁断し、それを帯のように交互に重ねていく。そうすることで1枚を取り出すと次の紙が出てくるようになるのだ。

ちなみにそのティッシュペーパーには意外な歴史がある。ティッシュの原型と呼べるものが開発されたのは第一次世界大戦中のアメリカ。戦場での外科治療において必要なコットンの代替品として開発されたのだ。さらにその技術を用いて現在のようなティッシュが開発され、専ら化粧落とし用の製品として販売された。

ティッシュはそれまで布やタオルで化粧を落としていた女性たちに使い捨てにできる気軽さと衛生的であることが支持されまたたく間に大ヒット商品になったのだという。そして、現在のような紙が1枚ずつでてくるようなものが開発されたのは1924年のこと。普段何気なく使っているものでも、意外と興味深い作り方や歴史があるものだ。