財布をなくしたら…お金が増えて戻ってきたミラクル

もしも財布をなくしたら、財布が無事自分の手元に戻ってくることは簡単なことではない。まして、海外の国ならなおさらだ。それなのに、なくした財布が戻り、しかも中に入っていた現金が増えていた…という、まるで映画のような話がアメリカで実際に起きた。

 

飛行機で財布を紛失

米ネブラスカ州オマハに暮らすジャーニーは、娘の結婚式に出席するため家族でラスベガス行きの飛行機に乗った。そこで、息子のハンターが財布をなくしてしまったのだ。財布の中に入っていたのは、現金60ドルとデビットカード、給料として受け取った小切手と身分証明書。

彼らは航空会社に、もし財布が見つかったら連絡をもらえるように頼んだが、なかば財布のことはあきらめていたという。

 

ハンター宛にひとつの郵便物が届いた。入っていた手紙には…

しかし数日後、ハンターの元にひとつの荷物が届いた。
その中には、なくした財布が入っていたのだ。しかも手紙も同封されており、こんなことが書かれていた。

「ハンターへ、
オマハ発デンバー行きのフロンティア航空、12Fの座席と壁の間にこれを見つけました。きっと君は財布が戻ってほしいと思って。幸運を願います!
追伸 中のお金を100ドルに切り上げしておいたよ。これで財布が戻ったことを祝えるね。楽しんで!」

Credit:Jeannie Shamatt via Facebook

そしてハンターは、中に入れていた現金は60ドルだったのに、400ドルも入っていることに気付いたのだ。見ず知らずの人からの、一足早いクリスマスプレゼントに、ハンター一家はただ驚愕するばかりだ。

手紙に差出人の名前はなく、イニシャルが書かれていただけ。封筒の差出人の住所も、「オマハ市外」としか書かれておらず、どこの誰がこんなことをしてくれたのかわからずじまいだ。ジャーニーたちはこの手紙をSNSに投稿し、この親切な人物を探し出そうと呼びかけたが、いまだに財布を送ってくれた当の本人は見つかっていない。

 

この嘘のようなミラクルな出来事を通して、この家族はこれまで以上に人を強く信頼するようになったと話しているそうだ。ハンターたちは、入っていた金額以上の幸福感を受け取ったに違いない。

 

Makiko Sato*Discovery認定コントリビューター

雑誌編集者や広告のプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのプランナー、エディターとして活動中。