最初は素手でプレイしていた!意外と知らないグローブの話|シリーズ工場見学

アメリカで初めての野球の公式試合が行われたのは古く、その歴史は1846年までさかのぼる。と言われてもピンとこないと思うので説明すると、日本にペリーが来航したのが1853年、またアメリカではまだインディアンとの紛争が完全に終結していない時代の話だ。

今では考えられないかもしれないが、最初の30年ほどは素手でプレイしていた。今のような革製のグローブが使われ始めたのは1875年になってからだ。それ以降、その素材に変更はない。牛革だ。動画内ではその昔から変わらないグローブの作り方が紹介されている。

1つのグローブは20以上のパーツからできていて、それぞれ異なる部位の牛革が使われている。例えば手のひらの部分。ボールの衝撃から手を守るため、特に丈夫に作る必要があるため、背中と首の部分を使う。一番硬い部分だ。逆に指の部分は柔らかいものを使うといった具合だ。

クッキーをくり抜くようにしてパーツを作ったら、それぞれのパーツを縫い合わせていくのだが、意外と力技が必要になる箇所も出てくる。縫い目を隠すために裏返して縫うのだが、それをひっくり返すのが大変なのだ。動画内では詳細までお届けするので、ぜひそちらもご覧になっていただきたい。