革を使って彫刻?財布やキーホルダーだけじゃない、革製品の世界|世界のモノ作り

さまざまな日用品に使われている動物の皮革。それを加工する技術はレザークラフト(皮革工芸、革細工)などと呼ばれ、世界中で発達してきた。

なめした革は水で濡らすと可塑性(粘土のように形を変えても戻らない性質)を持つため、上手に加工すれば動画内のような大きなオブジェを作ることも可能となる。

素材として多く使われているのは牛革だ。牛の年齢や性別により細かく種類分けされており、たとえば「ステアハイド」は、生後二年以上の去勢された雄牛からとった革のことを指す。

牛以外にも、カンガルーやワニなど、様々な動物が利用されてきた。中でも日本で変わった使われ方をしていたのはサメ。「サメ肌」という言葉の元にもなっているザラザラの表面は、昔からワサビおろしとして活用されているのだそうだ。

一方で、いまでは製造コストや動物保護の観点から、合成皮革も多く使われるようになってきた。人と革の関わりかたは、今後もどんどん違った形になってゆくのかもしれない。