世界中を魅了し続ける至高の飲料……めくるめくコーヒーの歴史|世界のモノ作り

多彩な香りと味で多くの人を魅惑するコーヒー。いまでは動画でも紹介されているポッド式のコーヒーマシンも登場し、家庭でもより手軽にいれたてのコーヒーを楽しめるようになっている。

ところでこのコーヒー、いったい飲まれ始めたのはいつからなのだろうか。はっきりとした起源はわかっていないが、もっとも古い文献では、9世紀ごろにエチオピアで飲まれていた記録が残っている。ただし、このころの用途はあくまで眠気覚ましなどの薬。また焙煎した豆ではなく、種子を煮出した汁を使用していたという。

現在のように豆を焙煎して香りや味を楽しむようになったのは、おおよそ13世紀ごろ。さらに1554年になると、トルコで世界初のカフェが誕生する。現代と同じように内装などにもこだわったこれらの店は大きなブームとなり、やがてイタリア、フランス、オランダ、イギリス、アメリカへと、コーヒーを飲む習慣は広がっていった。

各地でコーヒー文化が根付くにつれ、飲み方も多様になり、カフェオレ(フランス発祥)、エスプレッソ(イタリア発祥)、ウィンナーコーヒー(オーストリア発祥)……と、さまざまな楽しみ方が存在している。あなたのお気に入りは、どんな飲み方だろうか。