テキサスの農園にやってきたハリネズミの赤ちゃん。飼い主さんはそのとても小さくて、背中からトゲがたくさん生えたピンク色の体に戸惑いつつも、愛着を持って育てている。
この小さなハリネズミの赤ちゃんにはウィルバーという名前がつけられた。飼い主さんは、どのように育てればいいのか調べようとネットで情報を検索したが、あまりにもいろいろな人が別の意見を言っていたためにどれが正しいのかわからなくなってしまった。

そこで、ハリネズミのレスキューに電話をしてみると、赤ちゃんへのミルクの上げ方なども含めアドバイスをもらうことができたそうだ。

他にも、背中の古くなった皮を取り除かなければならないのに、トゲで覆われていてどうすればいいのかわからなかった時も、ココナッツオイルをつけた歯ブラシでブラッシングすれば良いということを教えてもらえた。ウィルバーはこのブラッシングが大好きなのだそうだ。
来たばかりの時は人の親指ほどの大きさしかなく、体重も数グラムと手に持っていても重さを全く感じないほどだったが、時間が経つにつれてどんどん体重は増えていった。2ヶ月ほどたち、固形物を食べれるようになった時には、体重は300グラムになっていた。

やがて、走り回るようにもなり、いろいろな物の中に入るのが好きになった。もちろん、飼い主さんの手に包まれるのも好きだ。疲れた時には飼い主さんのすぐ横で眠っている。

ウィルバーは、農場にいる他の動物も怖がらないようだ。猫やうさぎといった小さな動物だけでなく、馬とも友達になれる。
そんなウィルバーの成長を、飼い主さんはSNSで公開し続けている。