何を作っている様子か、お分かりいただけるだろうか|世界のモノ作り

Credit: Discovery Communications

上の画像、何をしている様子かお分かりいただけるだろうか。実はこれ、黒檀(木材の一種)で杖のグリップ部分を作っているところなのだ。今回は意外と力技で作られている杖の工房の様子を紹介する。

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これは曲げている部分を拡大したものだ。バネに挟んだ黒檀の棒に火で熱した型枠を添えている。それに職人が体重を載せて慎重に曲げていくのだ。ボキッと折れてしまいそうだが、そこは職人の腕の見せ所だ。曲げ終えたらしっかりと固定してしばらくそのままにしておくことで形を固定できる。

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続いて角製のグリップだが、それも基本的には作り方は同じだ。まずは画像のように角を直火であぶって中の神経を焼き切ってしまう。続いては、先程木製のグリップを曲げたときと同じ容量で職人がそれを曲げていくのだ。

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真っ黒に焦げてしまっているが、その部分は研磨することで元の輝きを取り戻す。あとは、ニスを塗るなどの仕上げの工程を経れば完成だ。イギリス紳士が愛したステッキ、よければ一本いかがだろうか。

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