ワインの試飲付きや下着で走る大会も!? ユニークすぎる世界のマラソン大会

特別な道具がなくても、どこでもできるスポーツにマラソンがある。だが世界には「ただ走るだけなんて面白くない」と考える人が、どうやらいるようだ。アイディアをひとひねり加えた、ユニークなマラソン大会を紹介しよう。

 

下着で走るマラソン大会

ハワイ島コナで下着で参加するマラソン大会がある。その名も「コナ・アンダーパンツ・ラン」。毎年行われており、2018年10月に開催された大会で21回目を迎えた。参加者は1.5マイル(2.4km)の距離を、上半身は裸でパンツだけを身につけて走る。

毎年10月にトライアスロンの世界大会「アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ」が同じくハワイ島で行われるのだが、その前座のチャリティイベントとして定着している。日本からの参加者も少なくなく、日本流のふんどしを身につけて走るランナーもいるそうだ。

 

ハイヒールでダッシュする大会

女性がハイヒールを履いて、0.5kmを滑走する大会「スチレット・ラン」がある。ハイヒールの規定は、3インチ(7.6cm)。ヒール部分が厚いウェッジソールは禁止されており、不安定なハイヒールで、女性たちがダッシュ。その速さを競う大会だ。

この大会は、アメリカの卵巣がん連合をサポートするためのチャリティ大会として始まったもので、ニューヨークなどで開催され、女性の卵巣がんの啓蒙活動などに役立てられている。

Credit:Creative Commons

 

23種類のワインを試飲できるマラソン大会

最後に紹介するのが、グルメな国フランスで開催される、ワインの試飲ができるマラソン大会だ。通称「ワインマラソン」と呼ばれる「メドックマラソン」は、ボルドーで毎年開催されている人気マラソン。

ブドウ畑が広がる地域に設けられたコースは、なんと26.2マイル(42.195km)とフルマラソンの走行距離が設定されている。それなのに、コースの途中には23種類のワインの試飲スペースと、ステーキ、チーズ、アイスクリーム、牡蠣などを試食できる場所まで設けられていて、ランナーの人だかりができているのだ。

参加費用は87ユーロ(約11,000円)と、ワインや料理のことも考えれば決して高いわけではなく、食いしん坊なランナーには“お得”なレースかもしれない。

 

こんなユニークなマラソン大会に出場したら、“普通のマラソン大会”がつまらないものに見えてくるかもしれない…。初心者ランナーなら、変り種マラソン大会出場をきっかけに、ランニングを始めてみるというのもアリだろう。

 

Makiko Sato*Discovery認定コントリビューター

雑誌編集者や広告のプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのプランナー、エディターとして活動中。