マクドナルドにコストコも!米ファーストフードの健康志向がさらに加速

米マクドナルドが、ハンバーガーから人工添加物を排除することを発表した。またコストコではヘルシーメニューを追加するため、大人気だったホットドッグを廃止した。これまで、「健康」とは程遠かったアメリカのファーストフード業界全体で、健康志向化がますます進んでいる。

 

マクドナルドは添加物・冷凍牛肉不使用に

米マクドナルドは、クラシックハンバーガー、チーズバーガー、ビッグマック、クオーターパウンダーなどのハンバーガーから、保存料や香辛料、着色料などの人工添加物を排除することを発表した。

同社は、2016年にマックナゲットに人工的な成分を使用しないことを発表。2018年には、看板メニューであるクオーターオパウンダーのパテで冷凍牛肉を使用しないことを発表している。

今回の人工添加物排除の方針は、これまでの健康志向をさらに加速させている。

 

タコベル・ピザハットで添加物排除

タコベルやピザハットを運営する米大手、ヤムブランズでは、マクドナルドよりも一足早く、2015年に人工添加物の廃止を発表している。人工香料や着色料の使用を中止し、トランス脂肪の使用も中止。代替品として天然素材由来のものに切り替えることが発表されている。

Credit:Creative Commons

 

コストコ・イケアでもヘルシーメニュー登場

米コストコでは2018年、フードコートでのホットドッグ「ポリッシュ」の販売を廃止。代わりにオーガニックバーガーとアサイーボウルと、ヘルシーメニューの提供を開始している。

1個わずか1.5ドルという価格の安さもあり、絶大な人気を誇っていたメニューだけあって、このメニュー廃止に対する反対の声も大きく上がった。

またイケアは、コストコの動きにならい、先日フードコートにビーガンドッグのメニューを追加している。

 

これまで健康面にはあまりフォーカスしてこなかったアメリカのファーストフード業界だが、世界的な健康志向への流れを受け、「ビーガン」、「ベジ」といったメニューが今後増え、ヘルシーなトレンドが加速していきそうだ。

ただ、コストコのホットドッグ販売休止を受け、サムズクラブが0.99ドルで同様のホットドッグ販売開始を発表しており、ヘルシー志向へのメニュー変更に反発する動きがあることも紹介しておきたい。

 

Makiko Sato*Discovery認定コントリビューター

雑誌編集者や広告のプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのプランナー、エディターとして活動中。

関連リンク
McDonald’s removing artificial additives from its burgers (CNN)
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