10月4日から世界宇宙週間がスタート…人類初の人工衛星打ち上げから61年

本日10月4日から、国連が制定した世界宇宙週間(World Space Week)が始まる。10月は、人類が初めて人工衛星の打ち上げに成功するなど、宇宙に関連する歴史的な出来事が行われたシーズンで、宇宙への関心が地球規模で高まる時期なのだ。世界宇宙週間と、それにまつわる出来事に迫ってみよう。

 

61年前、人類初の人工衛星が打ち上げられた

今から61年前、1957年10月4日、世界で初めて人工衛星「スプートニク1号」が、旧ソ連のロシア宇宙庁から打ち上げられた。

人類が宇宙開発へ乗り出したのは、1950年代のこと。暗黒の世界が広がる宇宙は、まさに未知の世界。だからこそ、人工衛星が宇宙に飛び立ったことは、新しい宇宙時代の幕がおりたことを意味する。

当時は、アメリカと旧ソ連の間で宇宙開発競争が激化していた時代で、宇宙への第一歩を踏み出し先陣を切ったのは、旧ソ連となった。

ちなみに、スプートニク1号は直径58m、重量83.6kgと、現代の人工衛星と比べると非常に小さなものだった。

Credit : NASA

 

1967年10月10日から宇宙法施行

人工衛星スプートニク1号打ち上げから10年後、1967年10月10日から宇宙法が施行された。世界各国で宇宙開発が盛んになり、人工衛星や宇宙ロケットの開発も進むにつれ、宇宙の平和的な利用を定める必要性が出てきた。この流れを汲んで作られた法律が、宇宙法だ。宇宙法には、世界的に定められた国際宇宙法と、各国で定められる国内宇宙法がある。

 

10月4日~10日は世界宇宙週間

上述した2つの歴史的出来事を記念して、毎年10 月4日から10日までの1週間は、世界宇宙週間(World Space Week)とされている。この期間中は、世界中の宇宙関連事業に携わる企業や学校、博物館などが様々なイベントを開く。2017年には82以上の国で、4000以上のイベントが開催されている。

Credit : World Space Week

 

折しも、月への初の民間人旅行者が発表されたばかりだ。宇宙への関心が高まる今、未知なる世界へ思いを馳せてみてはどうだろう。

 

Makiko Sato*Discovery認定コントリビューター

雑誌編集者や広告のプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのプランナー、エディターとして活動中。

関連リンク
World Space Week(World Space Week Association)
Space Infromation Center