チップは必要or不要?アメリカ人も困惑する5つのシチュエーション

日本人がアメリカに旅行に行くと、必ず困ってしまうのがチップのこと。どんなタイミングで、いくら渡すべきか。そもそも、渡さなくてもいい場面でチップをあげていないか、逆に渡すべき場面なのにあげ忘れていないか…。

そんな悩みは、実は現地の人も抱えている。アメリカ人ですら「要る・要らない」で迷う、5つのシチュエーションについて紹介しよう。

 

テイクアウトのフードカウンター:基本は不要

フードコートなど、注文から支払い、料理の受け取り、皿の片付けまで客がカウンターで行うような、テイクアウトのフードカウンターの場合。そういった店では、たいていレジの周辺には「チップ入れ」の瓶が置かれている。

しかし、サーバーが料理を運んでくれるレストランとは異なり、テイクアウトのフードカウンターは店員にしてもらうことはほとんどない。だから、基本的にはチップは不要だ。

ただし、フォーク・ナイフを余分にくれたり、車まで料理を運んできてくれたりしたら、チップという形でお礼の意を表してもいい。その際は、数ドルで十分。

 

ドライブスルー:不要

一般的なレストランのサーバーの収入は、チップに頼っている部分が大きい。しかし、ファーストフード店の場合は時給制で、チップにあまり依存していない。だからチップは不要だ。もしも期待以上のサービスを受けたときは、オンラインの口コミサイトに書き込んだり、店長に伝えれば喜ばれるだろう。

 

いつも行くコーヒーショップ:特別な場合はチップを

では、行き着けのコーヒーショップの場合はどうだろう? 基本的には不要だが、もし店員が自分の顔や名前、注文するメニューも覚えていて親切な対応をしてもらったときは、チップを考えてみていいだろう。

ただし、いつも行くからといって毎回チップを渡す必要はない。たくさんの注文をしたとき、注文の内容が複雑なとき、混雑して店が忙しいのに自分の好みに対応してくれたときなど、特別なシチュエーションのときだけでOK。

Credit:Creative Commons

 

宅配便のスタッフ:不要

アメリカの大手宅配サービスのUPSでは、客からチップなどの現金や品物をもらうことは、会社の規則で禁じている。フェデックスも、75ドル以下の品物ならよいが、現金を受け取ることは認められていない。そのため、チップは不要だ。

 

家具の配達:状況に応じて

では宅配便よりも大型の荷物、たとえば家具の配達をしてもらったときはどうだろう? 配達料金を支払っているため、基本的にはチップの必要はない。

しかし、例えばエレベーターが使えず階段で運んだときや、とても暑い日だったときなどは、チップを渡すといい。相場はスタッフ1人あたり5ドル~10ドル。もちろん、冷たい水をあげても喜ばれるだろう。

 

チップは、自分が気持ちよく利用できたときや期待以上のサービスをしてもらったときに渡すものだ。もしアメリカに旅行したときの参考にしてみてほしい。もちろん渡すときは、「Thank you」の一言を忘れずに。

Makiko Sato

*Discovery認定コントリビューター

雑誌編集者や広告のプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのプランナー、エディターとして活動中。

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