1台のバス乗車最多記録は229人!バスにまつわる面白ギネス記録

日本全国、さらに世界各地で、交通手段として人々にとって欠かせない存在であるバス。そんな身近なバスだからこそ、これまでにもバスにまつわるユニークなギネス世界記録が作られている。ギネスに認められた、バスに関する面白世界記録について紹介しよう。

 

バスの旅世界最長記録:8万7367km

世界各地をバスでまわる旅は人気だが、バスのみの旅行として世界最長記録8万7367kmが、1989年登録された。3名のイギリス人が1988年11月6日、ロンドンの赤いダブルデッカーバスに乗って出発。翌1989年12月3日まで1年以上をかけて、この記録を樹立した。まわった都市はロンドンの他、コペンハーゲン、ミラノ、ドバイ、シンガポール、ロサンゼルス、シカゴ、ニューヨークなど、18カ国に及ぶ。

バス運転手の勤務歴世界最長記録:64年

バスの運転手としての世界最長キャリア66年が、ギネス記録として登録されている。この記録は、アメリカ在住のカール氏(1930年生まれ)によるもの。彼は1946年、若干16歳の時からアメリカ、ミズーリ州でスクールバスの運転手として勤務をスタート。彼の父が元々農家でありバスの運転手をしていたことから、彼が16歳になったときに運転手の仕事を引き継いだ。

以降64年間にわたりバスの運転手の仕事を続け、2010年にこの記録がギネスに認定された。彼の走行距離は200万マイル(約322km)になる計算で、彼が運転するスクールバスで通学する生徒は3世代にもわたっている。

Credit:Creative Commons

1台のバスに乗った人数世界最高記録:229名

1台のバス(2階建てバスではない)にいったい何人の人が乗れるのか…そんな疑問に答えるべく、ポーランドのクラクフ大学のエンジニアが2011年、ギネス記録に挑戦した。乗り込んだ人の数は、229名。バスは229名の乗客を乗せたまま、57秒をかけて75m進んだ。

 

世界で最も背の低いバス運転手:136.2 cm

イギリスでバスの運転手として勤務するフランク氏が、背の低いバスの運転手としてギネス世界記録に認定された。彼は軟骨無形成症と呼ばれる病を患い、身長は136.2 cm。彼が運転する車は改造パーツなどはつけず、座席シートを前に移動して、ハンドルを調整するだけで運転をしている。

彼がこれまでに大きなインスピレーションを受けた人物は、車椅子の物理学者として知られるスティーブン・ホーキング博士と、小人症でありながらイギリスの映画俳優も勤めるワーウィック・デイヴィス。

バスのペイント世界最短記録:11分48秒

Credit:Creative Commons

バスの車体全部をキャンバスに見立て、様々な絵や文字などを描く、ラッピングバス。そんなバスのペイントをいかに短時間で仕上げるか、という記録が2015年、UAEのイベントで実施された。12名によるチームが1台のバスをペイント。11分48秒の世界最短記録が登録された。

人々の暮らしに身近で、老若男女問わず利用することが多いバス。これからも、新たなバスに関する記録が打ちたてられるかもしれない。

Makiko Sato

*Discovery認定コントリビューター

雑誌編集者や広告のプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのプランナー、エディターとして活動中。

参考
Guinness World Records