意外と知らないコーヒー豆の作られ方|世界のモノ作り

 

 

朝食の時、仕事中にホッと一息つく時など、コーヒーが生活の一部になっている方も多いのではないだろうか。しかし、そんな身近なコーヒーでも、皆さんの前に出される前にどんなプロセスを経ているかということまでご存知の方は多くはないのではないだろうか。動画内では、そのなかの焙煎の過程で使用する自動焙煎機が紹介されているが、ここではそのプロセス全体についてふれてみたい。

 

全体像を掴むためにシンプルにすると、栽培、精選、焙煎の3ステップで店で売られているようなコーヒー豆は生産されている。この後に粉末にしたり、ブレンドしたりして皆さんの前に淹れられる。ところで、このなかで栽培と焙煎はご理解いただけると思うが、精選については「はて・・・?」と思われた方も少なくないはずだ。

 

 

上の画像が実際に木になっているコーヒーの果実で、そこから果肉などを取り除く精選という過程だ。その方法は主に2通りある。乾燥式と水冷式である。

 

前者は果肉ごと天日干しなどで乾燥させた後機械で脱穀するのに対し、後者は果肉を機械で取り除いた後、水につけて発酵させて種を脱穀する。前者は大掛かりな設備が必要ない、酸味が比較的抑えられるのが特徴で、後者は一定の品質を保ちやすく、酸味が前者に比べて強いのが特徴だ。

 

この2つの生産方式の違いには、水を安定的に供給できるかどうかということも関係してくるため、国や地域による差異が生まれてくるのも面白いところだ。コーヒーの銘柄や生産地なんて気にしたことがないという方も今度量販店やコーヒーショップなどを訪れた時に気にしてみるのも楽しいかもしれない。

 

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