水と食料が限られている砂漠では、エネルギー補給のためにクモ やサソリ を食べるくらい過酷な状況だ。
「もし砂漠でこの植物を見つけても、食べ物だと喜んではダメです」
そう語るのは、『サバイバルゲーム』シリーズでもお馴染みのイギリス人サバイバルエキスパートのベア・グリルス。

白と紫のなんとも可愛らしい花、大きな葉、そしてアボカドのような実が特徴のこの植物は、
危険なカロトロピス・プロケラという中東でよく見かける植物。
実を食べてはいけないことは覚えておけばいいものの、怖いのは触れるだけで害があることだ。
枝を折ると乳液上の白い樹液が出てくることを見せるベア。
「これが目に入れば視力を失います」

恐ろしい植物だ。実際に中東地域の有名眼科でもカロトロピス・プロケラによる被害は報告されており、要注意植物として注目されている。
ちなみに、ベアのように枝や葉に触れただけでも炎症を起こす可能性もあるそうだが、手洗いをしっかりすれば問題はないとのこと。