ミイラの保存に使われた材料でろうそく作り?|世界のモノ作り

蜜蝋ろうそくを知っているか?

普通の石油から作られるキャンドルと違って、蜜蝋ろうそくはミツバチの巣を材料にし、炎はゆっくりと燃え、煤が出ず体に安全。さらにリラックス効果もあると言われている。

その歴史は古代エジプトにも遡る。既に養蜂が行われていた当時、蜜蝋はコーディング剤としてミイラの保存にも使われていた。

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今回はそんな体にやさしい蜜蝋ろうそくの製造過程をご紹介する。

まず、不純物が取り除かれた蜜蝋を溶かし、付けたい色の染料と一緒によく混ぜる。

それから2段階に分けて材料を冷やす。1回目は冷却装置を使って冷やし、固まったら薄く引き伸ばす。2回目は引き伸ばされてぐるぐる巻きになったシートをぬるま湯に浸し、さらに軟らかくする。そして半分の厚さに伸ばしてから、氷の塊でシートを再び固める。こうして、ろうそくの硬度を高められるのだ。

次は六角形の模様の型押し。六角形はミツバチの巣の穴と同じで、養蜂家はろうそくを作る時と同じ道具で巣枠作りをしている。

模様が付いたシートはろうそくのサイズに合わせてカットし、最後は丁寧に手でシートを巻いて出来上がり!

ほのかな自然な甘い香りとなめらかな炎はあなたの生活をさらに豊かにしてくれるはず。大切な人にプレゼントするときっと喜ばれるだろう。