Credit : DJI

新製品ゾクゾク。折りたたみドローンはどこまで進化するのか

持ち運び時にはコンパクトに、そして飛行時にはローターを大きく広げる「折りたたみドローン」が、今注目を浴びている。

さらにドローン大手のDJI社は、今月にも新製品を発表すると予測されている。

折りたたみドローンのメリットから今後の進化まで、最新情報を追ってみよう。
 

完成度で他社を先行するDJI

Image Credit by DJI

一般向けと業務用のドローンで大きな存在感を示しているDJIだが、折りたたみドローンでも他社に遅れることなく魅力的な製品を複数ラインナップしている。

まず記事一番上の画像は、2016年9月に発表された折りたたみドローン「Mavic Pro」だ。4本の脚を折りたたんだ状態ではペットボトルサイズにまで小さくなり、一方では飛行性能や撮影画質でもハイエンドモデルなみの性能を実現。一挙に折りたたみドローンのデファクトスタンダード的な機種となった。

さらに、2018年1月にはより小型サイズの「Mavic Air」を発表。Mavic Proの半分程度のサイズ・重量ながら充実の撮影機能を搭載し、はじめての折りたたみドローンとして最適な1台に仕上がっている。
 

試行錯誤を続ける他メーカー

Image Credit GoPro

大きな成長が見込まれる折りたたみドローンに注目していたのは、DJIだけではない。アクションカメラメーカーのGoPro社も2016年9月、「Karma」を発表した。こちらは本体前面に同社のアクションカメラ「HEROシリーズ」が搭載できるなど、意欲的な設計となっている。

しかし発売直後に電源関連の不具合が見つかり、全台がリコールに。その後対策が施され販売は再開されたが、GoProはKarmaを最後にドローン事業からの撤退を発表してしまった。

Image Credit Parrot

しかし、悪いニュースばかりではない。2018年6月にはドローン老舗のParrot社が、折りたたみドローン「Anafi」を発表した。こちらは使いやすいドローン開発に定評のある同社らしく、本体スペックから価格設定まで上手くまとめられており、DJI以外の折りたたみドローンの選択肢が再び登場した形だ。
 

DJIは新機種で他社の突き放しへ

 

Image Credit by DroneDJ

ここからはメーカーの公式発表ではないが、DJIはさらなる新型折りたたみドローン「Mavic 2 Pro」「Mavic 2 Zoom」の2機種を用意していると噂されている。上画像は、海外テックサイトのDroneDJが掲載したリーク画像だ。

事前情報によれば、Mavic 2 Proは大型の1インチセンサー採用の「ハッセルブラッドカメラ」を搭載。またMavic 2 Zoomも光学ズーム機能が搭載されるなど、折りたたみタイプでないハイエンド機種に迫る性能の実現が期待されている。

新機種が次々と登場する、折りたたみドローン。持ち運びの容易なこのスタイルこそ、一般向けドローンの正解なのかもしれない。
 

塚本直樹

*Discovery認定コントリビューター

IT・宇宙・ドローンジャーナリスト/翻訳ライター。フリーランスとしてドイツを中心にヨーロッパにて活動しつつ、日本でのラジオ出演やテレビ、雑誌での解説も。 @tsukamoto_naoki

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