月はどうやって生まれたのか!? 謎多き天体 月の秘密

私たちの地球から最も近くにある謎多き天体、“月”。

一体どのようにして生まれたのか?

1970年代、アポロ計画のミッションによって月の石のサンプルを回収。すると月と地球の地質が似ていることが判明した。さらに月面の石に含まれる水分が少ないことも分かった。このことから科学者たちは、天体の衝突により月面の水分が蒸発したと考えた。

そこである有望な仮説にたどり着く。「巨大衝突説」だ。

45億年ほど前、巨大な天体が地球をかすめるように衝突。この衝撃で飛び散った破片が重力によって一点に引き寄せられ融合。それがやがて月となったのだ。

しかし、月の探査が進むにつれ新たな事実が出てきた。月は常に同じ面を地球に向けているため、月の裏側の様子は分からなかった。しかし、1959年、ソビエトの探査機が月の裏側の撮影に成功したのだ。その様子は地球から見える月面とは全く違っていた。地球から見える月面には特徴的な影がある。これはマグマが噴き出た跡だという。一方、月の裏側には巨大クレーターは存在するが、マグマが噴き出た痕跡が見当たらないのだ。さらに奇妙なことに月の裏側は表側よりも50キロほど地殼が厚いという。

そこで浮上したのが月には双子の星が存在したという説だ。

巨大衝突によって1つではなく、2つの月が誕生。やがて小さい月が大きい方に徐々に近づき、合体。このとき大きい月の裏側をかさぶたのように覆ったため、地殼が分厚くなったと考えられる。

神話のモチーフにもなってきた月の模様。今後、さらなる月の謎を解明するカギとなるかもしれない。

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