デッカい荷物と夢を乗せて!エアカーゴ売れ行き好調に

普段我々が移動するときに乗る飛行機といえば旅客機だが、貨物輸送専用の「エアカーゴ」というものも存在する。過去数年このような輸送専用機は売れ行きが悪かったのだが、最近になり売れ行きが好調になっているようだ。

 

売れ行き好調

経済の伸び悩み、燃料高騰の影響などもあり、ここ数年間エアカーゴの需要は低下、売れ行きは低迷していた。しかし昨年は世界経済が好調となってきたため状況が変化した。The Motley Foolが国際航空運送協会の話として伝えるところによれば、エアカーゴ業界はここ1年で9%成長したという。

イギリスで7月16日から22日まで行われたファーンボロ・エアショー(Farnborough Airshow)が行われた。このエアショーでボーイング社は、ロシアの航空会社ヴォルガ・ドニエプル航空と、貨物航空会社CargoLogicAirを傘下に持つイギリスの同族会社CargoLogicHoldingに対して120億ドル(約1.35兆円)の契約を結んだとThe Streetは伝えている。この契約では貨物機型のボーイング747-8が5機購入されたほか、29機の貨物機型777が購入される意向だともされる。

 

巨大なエアカーゴ

Credit: ERIC SALARD from PARIS, FRANCE, CC BY-SA 2.0

ボーイング747-8も777も旅客機型が存在する機体であるため、旅客機とそう変わらない形状をしている。しかしエアカーゴはこのような見慣れた形の飛行機以外にも、より大きな掘削機械や航空機のパーツなどを運ぶため巨大な形をしたものも存在する。ボーイング747ドリームリフターやエアバスのベルーガXLだ。

このような機体は旅客機とは違い乗客向けの椅子や窓は無く、巨大な胴体をフルに活用して中に積み荷を詰めこめるようになっている。そんな大型エアカーゴは国際宇宙ステーションの実験棟を輸送するのにも使われる、まさに私たちの夢を乗せて飛ぶ飛行機なのだ。