衝突試験用ダミーの作り方

自動車などの衝突実験に用いられ、品質が命に関わる衝突試験用ダミー。今回はその作り方を紹介する。

ステップ1 ダミーの基礎を構築

骨格は金属とアルミに合成プラスチックを使い、人間の骨と骨格を模していて衝突時に衝撃を抑える関節も備えている。ちなみに、モジュール式の設計でパーツはすべて交換可能だ。

ステップ2 骨格に肉付けする

筋肉代わりに発泡ウレタンを詰めるなどして、体の大きさや柔軟性を限りなく人間に近づけることが重要だ。

ステップ3 ダミーに頭脳を与える

全身にセンサーを設置して、各センサーから衝撃に関するデータを集める。圧力については胸部を重点的に測る。減速時に胸部が6センチ以上圧迫されれば命を落としてしまうためだ。

ステップ4 ダミーを使い車の安全機能を検証

衝突実験の際、ダミーの頭にはよく塗料が塗られる。ダッシュボードやハンドルのどの部分にあたったかを確認するためだ。集まったデータは分析され、衝突時のドライバーの姿勢や衝突時の衝撃の精度を調べる。

ダミー人形の歴史はユニークで 1930年台は遺体を使っていたそうだ。乗り物の安全性を担保するために、日々事故に遭う彼らの作り方、ぜひご覧いただきたい。

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