レースに参戦するために改造されたスーパーバイクは重量168キロ、時速320キロ以上出る。今回は超軽量、超高速で走る改造車の作り方を紹介する。
ステップ1 ロードバイクを分解する
市販のバイクの部品を全部外し、高性能の軽量バイクに変える。
車体が軽量であるほど停止することも加速することも容易になる。
ステップ2 最高の部品でエンジンを組み立てる
エンジン内部のパーツは防食加工済みで潤滑効果があり回転が良い。
また摩擦を抑え、エンジンが熱くなるのを防ぐことでエンジンのパワーが向上する。
これで最高時速320キロも達成可能だ。
ステップ3 ブレーキとサスペンションを装備
超高速に走るバイクはブレーキングが激しく、熱に強くなければならない。そこでスーパーカーにはカーボンとセラミックの複合材製で1000度近い高温に耐えられる、強力なブレーキを設置する。
サスペンションは何か踏んだり、風が吹いたりした際にその衝撃を吸収する役割を担う。
通常のバイクならサスペンションの調整方法を3通り程度しか選べられないが、スーパーカーなら30通りくらい選べる。性能が高いサスペンションは走行性も高い。
レースに勝つために改造されたスーパーバイク。スピードと技術の限界を目指すために様々な工夫が施されてできているのだ。