人類の祖先は宇宙から来たのか?生命誕生の謎

生命は3つの材料から成り立っている。20種類のアミノ酸と脂質、そしてDNAを構築するヌクレオチドだ。それらはどのようにして生まれたのか?
これまで生物の体内でのみ作られると考えられていたが、近年宇宙にも存在することが判明。1969年にオーストラリアに隕石が落ちたのだが、その中には様々なアミノ酸と脂質の分子、DNAの主成分も存在した。さらに2003年には十数万光年離れた銀河で、高温の水素ガスの塊の中に有機物の特徴を示す光を観測。アミノ酸や有機物は宇宙空間に浮いていることがわかったのだ。

では、生命はどのように誕生したか?
一説によると、初期の地球には温水の「潮溜り」がいくつもあり、その中で有機物が凝縮され生命が誕生したと言われる。しかし、当時の地球では、太陽は1000倍にも達する強い紫外線を浴びていたため、生命が生き延びるには過酷すぎたと思われる。また、火星で誕生したバクテリアが隕石に乗って地球に届いたという説もある。火星は当時、地球より早く大気と海が存在した可能性があるためだ。

私たちの祖先は宇宙から来たのか、地球の海で生まれたのか。未だ立証はされていないものの、生命を創り出す材料が宇宙に存在するということは確かだ。
生命の起源が解き明かされる日は近いのかもしれない。

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