新世代のスマート望遠鏡、優れたデザインが認められMoMAデザインストアで販売

ESAの支援を受けて生み出された新世代デジタル望遠鏡「ステリーナ」が、その優れたデザインを認められニューヨーク近代美術館MoMAのデザインストア入りを果たした。

 

スマート望遠鏡ステリーナ

イタリア語で「小さな星」を意味する「ステリーナ」(Stellina)。これはフランスのスタートアップVaonis社が、欧州宇宙機関ESAのビジネス・インキュベーション・センター(ESA BIC)の支援を受けて開発されたスマート望遠鏡だ。

設定や使い方が難しい従来の望遠鏡とは違い、アプリを使って8歳の子供でも簡単に使え、素晴らしい宇宙の写真が撮影できることが売りだ。接眼レンズは持たず、映像はスマホやタブレットに表示される。銀河や星々の写真を気軽に撮影しソーシャルメディアなどで即座にシェアすることもできるのだ。

 

MoMA入りを果たした望遠鏡

ESAが伝えるところによれば、そんなステリーナがMoMAのデザインストアで販売され始めた。MoMAのデザインストアはキュレーターの手によって選ばれた優れたデザイン商品を販売することで有名。同デザインショップでは、電気製品としては他にもParrot社のドローンや、ソニーの電子ペーパーウォッチFES Watchなども販売されている。

MoMAデザインストアでの販売価格は2999ドル(約33万円)。なおESAは、ステリーナには来年初頭には小惑星を観測できる機能が予定されており、更に先の将来には衛星やISSを観測する機能も付加される可能性もあるとしている。