Credit : NASA/Chris Larsen

衛星に代わって極の氷を観測…NASAオペレーション・アイスブリッジの捉えた雪山

NASAのミッションは宇宙に関連したものばかりではない。これはNASAの「オペレーション・アイスブリッジ(Operation IceBridge)」のミッションで撮影された雪と雲に包まれたアラスカの山だ。

 

オペレーション・アイスブリッジ

オペレーション・アイスブリッジは北極と南極の氷床、棚氷、海氷など、地球の極の氷を空から調査するミッション。これは毎年行われ、特に急速に変化しつつあるグリーンランドと南極の氷の様子を調べるのに重要なミッションなのだ。

今回の写真は5月下旬にアラスカ大学のクリス・ラーセン(Chris Larsen)によってアラスカの氷河を調査する合間に捉えられた、雲を纏った東部ランゲル山地だ。

 

来たるべくICESat-2のために

Credit: NASA’s Goddard Space Flight Center

元々オペレーション・アイスブリッジは、2010年に大気圏に突入し海に落ちその役割を終えた地球観測衛星ICESatと、今年打ち上げ予定のICESat-2の空白を埋め、データをスムーズに移行することを目的としたミッション。しかし衛星からの観測ではないこともあって、ミッションの合間を縫って実際に壮大な景色をカメラに収めることができるのはオペレーション・アイスブリッジならでは。昨年のオペレーション・アイスブリッジは記録破りの年となったこともあり、重要な氷のデータは当然のこと、数々の美しい写真や映像が撮影されている。

美しい写真が宇宙から見た景色に代わるのは少し残念な気もするが、ICESat-2の打ち上げは今年秋が予定されている。

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