空き家を解体していたら…なんと金貨が600枚もでてきた!フランス

フランスで空き家を解体していた作業員たちが、金貨を600枚発見した。なんと1870年に作られたベルギーの金貨がこの建物の中に眠っていたのだ。

 

砲弾かと思ったら金貨がザックザク

フランスブルターニュ地方のポンタバンで解体していた作業員らが発見したのは鉛製の容器。これを伝えるフランスの地方紙Ouest-Franceによればこれは「砲弾に似た」形をした容器だったようだが、中に入っていたのはベルギーの王であったレオポルド2世の肖像が記された1870年のベルギー金貨600枚だった。

 

悪名高いレオポルド2世

Credit: Public Domain

レオポルド2世は初代ベルギー国王レオポルド1世を父にもち、1865年から1909年までベルギーの国王であった人物で、母方の祖父はフランス王ルイ・フィリップ。レオポルド2世は1885年より「コンゴ自由国」として現在のコンゴ民主共和国に当たる国を個人領とし、住民に過酷な労働を押しつけて天然ゴムや象牙資源を採取させた残酷な王として知られる人物だ。

 

金貨は誰の者に?

金貨は現在のユーロ硬貨でいえば20セントほどの大きさだが、これよりも薄いという。作業員は見つかった金貨を解体業者のボスに渡した。その後これは土地所有者の元へと渡り、最終的には現在フランス国家憲兵隊の元へ渡ったそうだ。このような状況では地方自治体の長に報告され、もし自治体からの要求があればこれが分析、記録される。そうした過程を経た後に、フランスの法律に基づき、見つかったものの価値は見つけた者と、土地所有者の間で平等に分けられるという。

このような金貨は数百ユーロの値打ちがあると見積もられ、合計すると10万ユーロ(約1300万円)以上の価値があるだろうとOuest-Franceはしている。なお土地の所有者は、彼の祖父がコインのコレクターだったため金貨の発見には特に驚いていないとしている。