Credit : NOAA/NASA

米最新気象衛星GOES-17が捉えた、美しい地球の映像集

アメリカ海洋大気庁の最新気象衛星GOES-17からの初の映像が5月31日に公開された。未だ正式稼働では無いものの、すでに数々の美しい映像を捉えている。

 

GOES-17

今年3月にアトラスVロケットにより打ち上げられたこの衛星。5月23日にはGOES-17に搭載された画像撮影機器、アドバンスド・ベースライン・イメージャー(ABI)の冷却機能に問題があることが発表されているが、現在の冷却能力で使用できるイメージャーの可視域と近赤外線波長、また、一日中は使用できないもののイメージャーの長波赤外線機能を部分的に使用して運用されている。

これらの波長の情報を合わせた画像は「GeoColor」と呼ばれ、人の目で見て直感的にわかる色であると同時に、埃、霧、煙、雲、植生などの細部も余すところなく捉えている。

 

西半球の日没

「GeoColor」で捉えられた西半球の日没の様子。

 

層積雲

チリの西海岸上空で捉えられた積層雲。層積雲は高度の高いところにできる雲だ。

 

カリフォルニアの積雲

こちらはカリフォルニア州南海岸の積雲。

 

野火

カナダのサスカチェワンで発生した野火の撮影したもの。

 

正式運用はまだ先

ちゃんと機能しているようにも見えるが、現在GOES-17はまだ機能確認とテストの段階。そのためNOAAは、今回公開された映像は稼働準備中に撮影された、非正式運用状態での映像であると念押ししている。GOES-17は搭載機器とシステムのカリブレーションを行い、運用のための評価確認が行われた後に正式運用となる運びで、GOES-16と共に衛星コンステレーション「GOES-East」として稼働する予定。同じくNOAAのGOES-15は「GOES-West」として稼働し、2009年に打ち上げられたGOES-14はスペアとして軌道を周回している。

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