Credit : North Ridgeville Police Department via Facebook

ストーカー行為を働いたブタを警察が捕まえる…なぜ追いかけられていたのかは謎のまま

土曜明け方、駅から家まで帰る途中ずっとブタに後をつけられている、と警察に電話があった。警察は当初泥酔した男が幻覚を見て通報したのだろうと考えていたが、現場に行くと男性はしらふで、その後を一匹のブタが追いかけていた…。

 

怪しげなストーカー通報

この事件が起きたのはアメリカ、オハイオ州。通報が掛かってきたのは午前5時26分ということもあり、対応に当たったノース・リッジビル警察はどう考えても酔っ払いからの通報だと考えたが、実際にブタに後をつけられていた。現場に駆けつけた巡査はブタをどうにか捕まえ、パトカーに入れ込み(写真がその時の様子)、警察署に連れ帰りケンネルに留置した。

CBSによればこのストーカーブタは、ゾーイ(Zoey)という名前で後に飼い主のところに戻されたという。

 

本当は賢いブタ

Credit: Creative Commons

LiveScienceでは動物行動学の専門家で神経科学者のロリ・マリーノ(Lori Marino)がこのストーカー事件に関してコメントを述べている。

マリーノによれば、ブタは社会性動物であり、イヌと同じくらい社交的かつ賢い生き物だ。この男の後をつけていた理由については、男に食べ物の匂いがついていたり、ポケットの中に食べ物が入っていた可能性もあるし、男の注意を惹こうとしていた可能性もある。ブタは敏感な動物であり、ずっと見ていれば相手も見返してくれると考えて男をつけていたのではないか、というのだ。

しかし、人を識別できることからこのかわいそうな男を飼い主と間違えて追いかけていた可能性もないし、迷子になったから助けを求めようとしていたのではないだろうとマリーノは語っている。ブタは優れた空間認識能力をもつためで、ランドマークなどを認識して迷路なども解くことができるのだ。ただし、男がつけられていると考えただけで、ただ単にブタと男の行く先が同じであった可能性も拭い去れない。

真実は小説より奇なり、とはよく言ったものだが、一体何故このブタは男をつけていたのか、つけていなかったとすればどこへ向かおうとしたのか、映画『ベイブ』みたいに目的を持って何かを成し遂げようとしていたのか…その真相は謎のままだ。

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