Credit : Pompeii - Parco Archeologico via Facebook

火山で失われた古代都市ポンペイ、初めて見つかった馬の亡骸を石膏で復元

ポンペイの馬の亡骸がポンペイの街のすぐ外側の郊外住宅地で発見された。ポンペイから馬が発見されたのはこれが初めてだ。

 

消えた古代都市ポンペイ

西暦79年にヴェスヴィオ火山の噴火で消えた都市、ポンペイ。イタリアのナポリ近くにあったこの古代都市は今ではユネスコの世界遺産にも登録されている。

今回発見された馬は、ポンペイの街の外のチヴィタ・ジュリアーナ(Civita Giuliana)と呼ばれる郊外住宅地で新たに見つかったもの。

馬の遺骨からは、肩甲骨のあたりまでの高さは150cmで大人の馬であると判明。現在の馬からすると小さいが、馬がより小さかったとされる当時の基準からすればこれでも大きな馬だったという専門家の話をイタリアのThe Local.itは伝えている。

 

パレード用の馬か

Credit: Pompeii – Parco Archeologico via Facebook

馬の亡骸はもう分解され無くなっているが、有名なポンペイの街の人々の姿と同じく、石膏を流し込むことで、この馬が死んだ当時の形が復元された。馬の亡骸の頭部付近には貴重な鉄と銅で作られたハーネスの痕跡があり、この馬はパレード用に育てられていた馬であったと考えられている。

馬の亡骸が見つかった場所は厩であったとされ、飼い葉桶の痕跡も見つかっている。また、今回このほかにも壺や道具、調理器具、火山噴火後に埋められた男の墓も発見された。男の墓からは、火山噴火後廃墟となったこの地で人が活動をしていたことがうかがえる。

なお、ポンペイで馬が見つかったのは今回が初めてであるが、これまでにロバやラバは見つかっている。

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