MIT、水滴を平面上で自由自在に操る技術を開発

空気や食べ物など、我々が生きていく中で欠かせないものは数多くあるが、その中でも最も重要なものの一つは間違いなく水だろう。人間の身体の60%は水でできているとされ、水がないと人間は45日で死んでしまうと言われている。地球に生きる全ての生命にとって、水は欠かせないものだ。

米マサチューセッツ工科大学メディアラボの研究グループは、平面の上にある水滴をコンピュータで自由自在に動かす技術の動画を公開した。UdayanUmapathi氏がリーダーを務めるこの研究グループは、電気の力で水滴を任意の方向に移動させたり、水滴同士で合体させる様子を披露。この動画では、ボードの上で色のついた水滴同士を合体させ任意の色を作り出したり、水滴から逃げようとする水滴を追いかけるゲームの実演などを見ることができる。

電気で水滴を動かす技術は「エレクトロウェッティング(electrowetting)」と呼ばれ、昔からある技術ではあるものの、このようにコンピュータを使い自由自在に動かし、実生活に取り入れるような研究はなかなか行われてこなかった。動画では、スマートフォンを使い、家にいる人に水滴を使ってメッセージを送るシーンもあり、今後研究が進むことで、どのような使い方ができるようになるのか提案する内容となっている。

水滴が自由自在に動かせるようになれば、他に一体何ができるようになるだろうか?私たちの生活を大きく変える大発明が、近々登場するかもしれない。