Credit : NASA

火星を目指し探査機インサイト飛び立つ…火星地震や内部熱伝導などを調査予定

NASAの火星探査機インサイトが米カリフォルニアのヴァンデンバーグ空軍基地から現地時間5月5日に無事打ち上げられた。火星到着は11月が予定されている。

 

火星内部を探るインサイト

これまでの火星調査はその地表を探るものであったが、インサイトはその中を探る点が大きく異なる。インサイト(InSight)は正式名称「Interior Exploration using Seismic Investigations, Geodesy and Heat Transport」で、地震探査計や熱伝達プローブを備え、火星で生じる地震のデータ、火星がどのように揺れるのか、火星内部からの熱の伝わり方などを調べるものだ。これにより、火星の成り立ち初期を知ることができる。

またインサイトの火星探査からは、火星に対する理解が深まるだけでなく、他の岩石惑星についての理解も深まる。岩石惑星は地球や火星のような岩石などでできた惑星で、太陽系では他にも水星、金星もこれに当たる。火星を調べることからは、これらの岩石惑星のみならず、地球の持つ月のような岩石でできた天体に関の成り立ちをも知ることができるのだ。

 

火星到着は11月

ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)のアトラスVロケットによって打ち上げられたインサイトの火星への到着は6ヶ月後の東部標準時の2018年11月26日午後3時頃。調査ミッションは2020年11月24日まで行われる予定となっている。またNASAの開発した火星からのデータリレー用小型人工衛星「マーズ・キューブ・ワン」もインサイトと共に火星に向かっているはずだ。

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