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箱の中にはぎゅうぎゅう詰めのクロコダイル…英空港税関で50匹のクロコダイル押収

イギリスのヒースロー空港の税関で、箱の中に50匹ものクロコダイルが入っているのが見つかった。動物輸送規定に反したこの積み荷は当局により押収されることとなった。

 

50匹のクロコダイルたち

BBCやテレグラフがイギリス内務省からの情報として伝えるところによると、この50匹のクロコダイルたちは5つの小さな箱に押し込められていた。クロコダイルたちの大きさは約30cmほどで、使用された箱は4匹が入るには十分な大きさだったものの、そこに10匹入れられていたため十分なスペースがなく、互いに喧嘩していたという。このぎゅうぎゅう詰めの劣悪な環境もあってか、後にこのうち1匹が死亡した。

 

動物輸送規定違反

これを発見したのは絶滅危惧種国際貿易国境警備隊協定(CITES)の専門家たち。生き物を輸送すること自体は違法ではないのだが、CITESの規定に沿っていなければそれは違法となり押収される。今回はこれに加えて国際航空運送協会(IATA)の生動物規定にも反していた。これは生きた動物を安全に、人道的に輸送するための規定で、今回の場合だと箱の中のクロコダイルがそれぞれ分けられていなければならなかった。

この積み荷はマレーシアからの便に乗っていたもので、宛先はイギリス、ケンブリッジシャーの農場だった。農場ではこのクロコダイルを食用に育てるはずであった。押収されたクロコダイルの生きている49匹は、今後新たな飼い主の元へ行くことになるという。

 

今年1月にも

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なおイギリス内務省によれば、ヒースロー空港では今年1月にも爬虫類が押収されている。こちらは若いベンガルオオトカゲで、荷物仕分け区間で発見されたものがCITES規定違反で押収された。発見されたベンガルオオトカゲは30cmほどだったが、これは「オオトカゲ」の名からも想像できるように大きく成長し、大人になれば2mにもなるという。こちらは誰かが違法に密輸目的で荷物に忍ばせたものではないかと疑われている。

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