Credit : Blue Origin via YouTube

有人飛行に向けての大きな前進、ブルー・オリジン社のニュー・シェパードロケットが高度1万7千メートルを記録

アマゾン創立者のジェフ・ベゾス氏が2000年に立ち上げた航空宇宙企業、ブルー・オリジン社が、8度目の「ニュー・シェパード(New Shepard)」ロケットの打ち上げに成功し、新たな記録を打ち出した。

4月29日にテキサス州西部のローンチサイトから打ち上げられたニュー・シェパードは、発射後わずか4分6秒後に高度35万1,000フィート(約1万7,000メートル)の遠地点に到達した。今までの最高高度をマークしたと同時に、ブルー・オリジン社が目指している宇宙飛行の商業化に向けてのひとつ目標をクリアしたことになる。

ニュー・シェパードの最大の特徴は垂直に離着陸できることだ。離陸したそのままの姿でローンチパッドに帰還できるので、ロケットを再利用できて商業化の鍵となる。今回のフライトに使われたロケットは2017年12月12日に行われた7度目の打ち上げにも使われた機体だったそうだが、今回も見事なランディングをきめた。

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7度目と同じく今回も6人乗りの乗員カプセルがとりつけられ、こちらもパラシュート降下で無事帰還した。NASAを含む研究機関や大学の機材が有償でペイロードとして搭載されたほか、「マネキン・スカイウォーカー」氏が前回に引き続き搭乗したという。ロケットから切り離されてからのおよそ3分間、宇宙遊泳を楽しめるはずなのだが、今回はシートベルトを着用したままだったそうだ。

マネキン氏の宇宙体験はこちらでご覧になれる。

2018年後半にも初の有人飛行を計画しているとされるブルー・オリジン社。今回の成功は開発が順調に進んでいることを鮮やかに見せつけた。

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