私の頭の中のバイクの鍵…乱闘で鍵が頭蓋骨貫通するも手術で無事取り出される

頭蓋骨を貫通し、脳の中に突き刺さったインドの19歳の男性。しかし彼は生きていた。手術も成功し退院したという。そう、異物が頭蓋骨を貫通したからといって人は死ぬわけではないのだ。

 

頭の中の鍵

事件が起きたのは4月18日、インド、マハーラーシュトラ州アフマドナガルの村。村で乱闘が起き、何者かにより19歳の男性の頭部にバイクの鍵が刺しこまれたのだ。

その後病院に運ばれた男性の手術には3時間半かかった。もし鍵が脳内出血を起こしていたら彼の命はなかったであろうが、幸いにも内部で出血はしておらず、鍵は頭蓋骨に突き刺さったままの状態で頭蓋骨の一部と共に取り出された。すでに4月21日にはこの男性は退院しており、今週術後検診があるという。

 

頭蓋骨貫通=死ではない

映画『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』の敵役には銃弾が頭の中に残った男が登場したが、これはフィクションではない。このように異物が頭蓋骨を突き破っても死ぬとは限らないのだ。

LiveScienceによれば、脳の中でも血管が多く集まり、右脳と左脳を隔てるようにその中間に存在する上矢状静脈洞に刺さるようなものであれば危険だが、それ以外の場所であれば危険度はより低くなる。

今年1月にもアメリカ、メリーランド州の13歳の少年がツリーハウスから落ちて15cmほどのネジが頭蓋骨に突き刺さる事故があった。こちらはまさに上矢状静脈洞まであと1mmというギリギリのところに突き刺さるものであったが、幸いにも上矢状静脈洞には届いておらず、こちらも病院で取り除かれ、少年は無事に退院している。

なにはともあれ頭に異物が突き刺さらないのが一番なので、頭部の怪我には十分注意した方がいいだろう。