ロケットも宇宙船もリサイクルの時代へ突入…ISSへの補給ミッションで

国際宇宙ステーションISSへの補給物資や実験用貨物を載せたSpaceXのファルコン9ロケットが現地時間4月2日に無事発射された。 

第14回SpaceX再補給ミッション

ケープカナベラル空軍基地から打ち上げられたファルコン9ロケットに搭載されている貨物宇宙船「ドラゴン」は、4月4日にISSに到着予定。JAXA宇宙飛行士の金井宣茂と、NASA宇宙飛行士のスコット・ティングルの操作するロボアームでドラゴンを捕獲する様子はNASA Liveで生中継される。その後ドラゴンの方は5月までISSに残り、その後地球に戻ってきて太平洋に落下する予定だ。 

リサイクル機材の時代到来

今回の打ち上げに使われたロケットと貨物宇宙船はどちらも新品ではなく、すでに以前の打ち上げにも使用されたもの。このように、すでに宇宙に打ち上げられたロケットと宇宙船を共に使用したのは今回が初めてではなく、2017年12月にも同様に再利用ロケットと再利用貨物宇宙船をISSまで飛ばしている。SpaceX社は「何千人もの人々を宇宙に送りたい」ともしており、このように何度も同じ機材を使用することが一般的に可能になったことは、打ち上げのコストを下げることにもつながり、宇宙開発がよりしやすくなる状況へもつながる。

今回ドラゴンで運ばれる貨物の中には、微重力環境が骨髄や、骨髄の生み出す赤血球に与える影響を調べたり、宇宙環境での植物の研究を行うのに必要な物資の他、宇宙ゴミとして知られるスペースデブリを掃除するための実証機「リムーブ・デブリ」も含まれている。

Used SpaceX Dragon Launches NASA Cargo to Space Station on Pre-flown Rocket(Space)

New Research Heading to Space Station Aboard 14th SpaceX Resupply Mission(NASA)

SpaceX Launches (and Lands) Used Rocket on Historic NASA Cargo Mission(Space)