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中国の宇宙ステーション、4月1日頃地球に落下か

エイプリルフールの日に、冗談ではないことが起こるかもしれない。中国の宇宙ステーション「天宮1号」が、4月1日に地上に落下する可能性があるというのだ。

天宮1号は2011年9月に打ち上げられた中国の宇宙ステーション。2013年にはすべてのミッションが終了し、長きにわたって地球の周りを回っていた。NPRによると、欧州宇宙機関はこの天宮1号が地球に落下する日程を計算。その結果、3月31日~4月2日の間に落下する可能性が高いと見られている。どこに落ちるかは予想できないということだ。

天宮1号は、重さ約8.5トン、全長およそ10m。スクールバスほどの大きさの宇宙ステーションは、2011年11月には中国初となる無人宇宙船とのドッキングに成功。2012年6月には中国初となる女性宇宙飛行士、劉洋氏が搭乗。他にも様々な実験を行うなど、中国の宇宙開発において大きな役割を担ってきた。

ジャーナリストのネル・グリーンフィールドボイス氏は、天宮1号の機体ほぼすべてが、大気圏突入の際に燃え尽きるだろうと予想しているものの、一部は地上に落下するだろうとし、その範囲は北米を含む地球上の2/3にも及ぶだろうとしている。

Space.comによれば、天宮1号は現在高度約134マイルの高さを、88分かけて地球の周りを回っているという。これは国際宇宙ステーションの高度のおよそ半分で、今も高度は徐々に下がってきているということだ。

人的被害が出ないことを祈りつつ、各国は安全を最優先した宇宙開発が求められていると言えるだろう。

No Fooling: Chinese Space Lab Might Plunge From Orbit On April 1 (NPR)

China’s Doomed Space Station Did Some Science Work, Too (Space.com)

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