イースターのチョコレート製品売り上げが1年間で急増した理由

今年は4月1日がイースターこと復活祭。街中でチョコレートでできたイースターバニーやイースターエッグを見る季節になってきた。それに合わせて調査会社が発表した内容によればイースターに新発売されるチョコ製品はここ1年で23%も増えたそう。調査結果から判明した各国のチョコレート事情を見ていこう。 

イースター向けチョコレート製品23%増し

市場調査会社ミンテル(Mintel)が3月27日に発表した内容によれば、ここ1年でイースターチョコレートの新製品が23%増えている。その中でも特に多くの新製品を出しているのがそのうち11%を占めるブラジルで、次いで南アフリカ、ドイツ、イギリスがそれぞれ10%、そしてフランスが9%となっている。

また、2017年には世界のチョコレート新製品のうちの約4分の1が、クリスマスやイースター、バレンタインデーやハロウィンなどの季節のイベントに向けて出されたものだった。そういった各季節のイベント時期にはチョコレートを贈り合ったりする事もあり、「食べちゃってもいいよね!」という心境も働くよう。またこの時期には、変わったモノを食べてみようという気にもなるのか、イギリスではジントニック味のイースターエッグなども出てきている。

ヨーロッパではヴィーガンチョコレートへの関心が高まる

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ミンテルは、ヨーロッパではスペインフランス、ポーランドでチョコレートを食べる人々の50%以上がヴィーガンチョコレートに興味があるともしている。ヴィーガンチョコレートは、動物由来の成分を使用していないチョコレートで、牛乳の代わりにナッツや穀物でできたミルクを使用するなどしているもの。ヨーロッパでは近年、肉、牛乳など動物由来の成分を使用することにに関連した環境への悪影響が危惧されており、それもあってのことだろう。

ドイツではこの人気に乗ってかヴィーガンイースターバニーやイースターエッグが新たに発売された。なおイギリスでは2017年に新発売されたチョコレートのうち8%がヴィーガンチョコレートだったとのこと。 

チョコのサイズはチョコッと?

チョコレートの新商品が次々と出てくる中で興味深いのは、2013年から2017年までの比較では、「低糖」や「低脂肪」の新発売チョコレート製品の割合が22%下がったこと。その代わり何が増えたのかと言えば「一口」(bites)サイズであることをアピールするものが50%、そして「薄い」(thins)ことをアピールするものが48%。この一口サイズのチョコレートの流行には、従来の細かくカロリー計算するダイエットが廃れてきていることや、一口サイズであれば摂取量もわかりやすいためなどだという。

なお一人あたりの年間チョコレート消費量が一番高いのはイギリスで8.4kg、次いでスイス8.3kg、ドイツ8.2kg、ロシア6.8kg、オーストリア5.3kgとのこと。チョコレートの流行を追いたい方は、もしかしたらチョコレート消費量が高くて、なおかつ新製品を沢山出しているドイツやイギリスあたりのチョコを狙うともしかしたら美味しいものが見つかるかも?(両国共に美食で知られた国ではないというのも興味深いが…)

CHOCOLATE PRODUCTION AND CONSUMPTION ON THE RISE ACROSS THE GLOBE, SAYS NEW DATA(Independent)

A FEAST OF INNOVATION: GLOBAL EASTER CHOCOLATE LAUNCHES UP 23% ON 2017(Mintel)