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イーロン・マスク、つまらないレンガ発売…家も建てられる岩製レゴ風ブロック

テスラやSpace XのCEOであるイーロン・マスク。彼が創設したThe Boring Companyは最近火炎放射器を販売し好評だったが、次期商品は「岩出できたレゴ」となるようだ。しかもこれで家を建てることも可能だという。その名も「つまらないレンガ」(The boring bricks)だ。 

岩でできたレゴ

イーロン・マスクはThe Boring Companyの新たな商品を3月26日に自身のツイッターで語っている。それはなんと「ライフサイズのレゴみたいなインターロック式レンガ」だ。

レゴ好きの方なら、すでに類似した製品が存在することをご存じだろう。EverBlock Systems社の大きなブロック「EverBlock」(動画)はまさにライフサイズのレゴそのもの。

巨大なブロックを組み立てることにより家具を自在に組み立てることができるというシロモノだ。しかしそちらはポリプロピレン製。

対するマスクのブロックはといえば、素材はトンネル掘削(boring)時に出てきた岩からできているのだ。この岩はカリフォルニア州の地震荷重基準にも適合するとても頑丈なものだとか。それでも「航空機の翼のスパー」部分のように中心部分は穴が開けてある(bored in the middle)ため重くはないという。

そう、おわかりのようにこのレンガの製品名は、穴を開けるという意味と、つまらないという意味を包括する「boring」という言葉がかけてある、言葉遊び的な製品なのだ。 

The Boring Company

その言葉遊びの裏にあるのは、これを販売するイーロン・マスク会社「The Boring Company」。最近は「つまらない帽子」や「つまらない火炎放射器」を作った会社として有名かも知れない。しかし同社は次世代の高速交通システム、ハイパーループ(Hyper Loop)をアメリカ国内に作ろうとしていることでも知られている。

これは減圧チューブ中を車両が宙に浮き進む交通システムで、新幹線よりも高速で都市間を結ぶという構想だ。そしてこのThe Boring Companyはその会社名通り、このハイパーループ建造のためにトンネルを掘っている=ボーリング(boring)している。

しかし同社はハイパーループ建造のための資金には公的予算などを利用しておらず、帽子も火炎放射器も元々は半ば冗談として資金集めのために販売しだしたものだ。これらに続いて販売されるのが今回ご紹介している「つまらないレンガ」というわけ。会社としてもボーリング中に必然的に出てくる岩を売るわけだから安上がりだろう。

家も作れる岩レゴ

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そんなブロックで何をすればいいのか?と思われるかも知れないが、マスクによれば「彫刻や建物をつくるのに使える」とのこと。ブロックで建物も作れる、と聞くと一部レゴマニアの方の血が騒ぐに違いない。だが、同時に、質の悪いレゴのパチモン商品を購入されたことのある方はパーツがキッチリ噛み合わないという恐怖をご存じだろう。しかしマスクによればこの岩製のブロックは「精密な表面仕上げが施されている」と共にインターロック式であるからそんな問題もなさそうだ。

小さな家の外壁を作る場合であれば、二人がかりで一日かそこらで作れるだろう、とマスクはしているが、きっと販売された暁にはブロックマニアがとてつもないものを作ってくれそうな予感がする。

なお、販売時期は「もうじき」(coming soon)とされているのみで明言はされていないし、レゴのように様々なカラーバリエーションがあるかどうかも不明だ。販売される最初のキットは古代エジプトをモチーフにしたもので、ピラミッド、スフィンクス、そして「時の神殿」ことエドフ神殿などなど、とされている。

Elon Musk’s Boring Company is going to sell LEGO-like blocks to build houses and other structures(electrek)

Elon Musk (Twitter)

Elon Musk2 (Twitter)

Elon Musk3 (Twitter)

Modular Plastic Blocks (EverBlock)

EverBlock Apartment Divider Wall Time Lapse(YouTube – EverBlock)

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