思わず見とれる昆虫たちの目9選

人の心の扉とも言われる目。もしかしたら虫の目だってよくよく覗き見ればその心の内がわかるかも?美しい虫たちの目9選をお届けしよう。

1.クロバエ

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これはミヤマクロバエのなかま「Calliphora vicina」の頭を写した写真。沢山髭が生えて、なかなか厳めしい顔つきにみえる。なおNatureSpotによればこれはイギリスで最も一般的なクロバエだそうだ。

2.キモグリバエ

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打って変わって顔の毛が少なく、口をぽかんと開けたように見えるこちらはキモグリバエ科のハエだ。ブリタニカ百科事典オンライン英語版によれば、エン麦、ライ麦、大麦、小麦などの穀物に被害を与える事で知られる。

3.ルリイトトンボ

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顔も目も、頭全体が美しい水色のこちらはルリイトトンボ属の「Enallagma cyathigerum」。なお、この美しい水色のものは雄で、雌は地味な灰色をしている。英語ではコモン・ブルー・ダムゼルフライ(Common Blue Damselfly)としても知られる。

4.クマバチ

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モヒカン頭にあごひげを生やした山男のようなこちらはクマバチ属の「Xylocopa virginica」。英語では「コモン・カーペンター・ビー」(Common Carpenter Bee)とも呼ばれる。Bug Guideによればこのハチは北米の東部でよく見られるという。ごつい顔だが、肉食ではなく花の蜜を食べる。

5.ギングチバチ

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こちらはギングチバチ科Ectemnius属に属するハチ。触覚が黄色と黒で格好いい。なんだかテレビ番組『仮面ライダー』シリーズに出てきそうな面構えだ。

6.オオアリ

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兜のように堅そうな頭に、これまで見てきた虫たちと比較して小さな目のこいつはオオアリ属の「Camponotus herculaneus」。FETCH21によれば中央ヨーロッパに生息するこのアリは、朽ちた木の中などに巣を作る。そのためか別名「カーペンター・アント」(carpenter ant / 大工蟻)とも呼ばれる。

7.ハエトリグモ

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沢山の目をめいっぱいに広げたように見えるインドネシアのハエトリグモ。名前の通り、ハエなどの小さな昆虫を捕食する物が多い。英語では「ジャンピング・スパイダー」(jumping spider)と呼ばれ、こちらも機敏にジャンプすることから付けられた名前だ。

8.フトカミキリ

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カミキリムシ科フトカミキリ亜科の「Goes tesselatus」。白い毛がふさふさしたこのカミキリムシは、ホワイトオークという木につく害虫としても知られる。英語ではホワイトオークを掘る者、という意味合いの「ホワイトオーク・ボーラー」(white oak borer)とも呼ばれる。

9.アブ

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こちらはアブ科、アブ亜科の「chlorotabanus」。「chloro」は「緑」という意味で、その名の通り体は全体的に緑色っぽい。Bug Guideによれば、米フロリダではこのアブが一番活発な時期は5月から7月中旬。雌は哺乳類の血を吸血する。

「目は口ほどにものを言う」なんて言うものの、これだけ様々な虫の瞳を見てきても、やはり人の目と同じくその心に秘めたところを読み取るのは難しいようだ。

昆虫の系統分類(名古屋大学理学部 地球惑星学科)
Calliphora vicina(NatureSpot)
Frit fly(ENCYCLOPÆDIA BRITANNICA)
Species Xylocopa virginica – Eastern Carpenter Bee(Bug Guide)
Camponotus herculeanus (Formicidae)(FETCH21)
Species Chlorotabanus crepuscularis(Bug Guide)

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